尾道薬剤師会との合同で行われた、パーキンソン病の勉強会後、質疑応答を行う事が出来ましたのでご紹介します。 Q,抗パーキンソン病と食事の関係について(当局で幻覚を訴えられた患者さんに、メネシットの食前服用が指示された事より) A,パーキンソン病治療開始後数年を経過された患者さんで、食後に服用した薬が食事(アミノ酸)と拮抗して薬の吸収が不良となり、薬効が不十分となることをよく経験します。この場合、L-DOPA製剤を食前に服用していただく事を指導します。しかし、幻覚が生じやい患者さんが食前に服用することで幻覚が軽減するかどうかは存じません。 上記、脳神経センター大田記念病院 脳神経内科部長 高松和弘先生よりご回答頂きました。 以上ご報告します。17/11/16 |